伽羅創記

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help リーダーに追加 RSS ルイ・アームストロング ハウス

<<   作成日時 : 2008/03/31 10:09   >>

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画像  ジャズの父、トランペットの神様、サッチモことルイ・アームストロングは1901年ニューオーリンズで生まれた。彼が1943年から亡くなる1971年までルシール夫人と過ごした家は、ニューヨーク、クィーンズのコロナというところにある。そこは今、ルイ・アームストロング博物館として公開されている。
 すでに大スターだった人間の住まいとしては、とても慎ましい。家の中は、当時アームストロング夫妻が生活していたままの状態で保存されている。1階のリビングにはアップライトのピアノと音楽なら何でも好きだったサッチモらしくトスカニーニのドローイング、旧式テレビ、世界中をツアーで回った時にもらったお土産品の中には日本の人形もあった。バスルームは大きくはないが、鏡張りで金の蛇口がついている豪華な内装、慎ましい家で贅沢な気分を味わえる空間だった。奥のキッチンもたいして広くはないものの、ルシール夫人の趣味で60年代最新のモダンな設計、空色のキャビネットが印象的だった。 
 との部屋も日当たりのよい、明るい家だった。生前、サッチモがこの家でしゃべっている録音も聞いた。あのダミ声で、終始笑っていた。彼は自分の住むコロナがとても好きだった。近所の人々が、子供が大好きだった。ルイ・アームストロングの芸風は、アンクル トム的な白人のご機嫌とりエンターティナメントと言われることもある。しかしこの家に今も漂うその人柄から、彼はただ、生きることを全身で謳歌していたのだと私は思う。ステージでラッパを吹く時も、歌う時も、家で雑談する時も、彼にとってはすべてしあわせな時であり、まわりの人もみな同じように、しあわせな時を感じて欲しかったのだろう。

「俺はみんな友達になりたかっただけさ。笑うなら、たくさんいた方がハッピーだろう?」

 優しい光りが満ちていた2階の白いベッドルームで、とびきりあたたかいダミ声が私にそう言った。7月のある朝、サッチモはここで眠るように亡くなっていた。きっと天気のよい、明るい日だったろう。What a wonderful world...


The Louis Armstrong House & Archives: http://www.satchmo.net/


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コメント(4件)

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久々の土曜休日、楽しかったですね。ありがとうございました。ぜひサッチモ&エラのデュオ聴いてみて下さい。最高です。では、またちょくちょく見にきますね☆
Nanae
2008/03/31 12:34
>Nanaeさん
こちらこそ、楽しかったです。
サッチモ&エラね、ビリー・ホリディ&レスター・ヤングと同じぐらい聴きたいです。
そうそう、ジミー・スコットは是非行きましょう!楽しみにしてます。
カラビ
2008/04/01 08:09
随分古いヴォーカル物が好きなんですね。
よくわかります。
昔の人は本当にすごい演奏してたんだなーと思いますよね。
私もNYでジャズ三昧したいです。
しー
2008/04/02 18:29
>しーさん
ええ、古い趣味が多いですね。サッチモは最高です。
ジミー・スコットはNanaeさんからご教示いただきました。
しかしオリジナリティということでは、時代を超えていいものはいいですよね、うん。
カラビ
2008/04/03 11:17

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