Year of the Dragon
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作成日時 : 2012/01/02 07:26
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コメント 7
新年、明けましておめでとう御座います。
なにかと様々説が飛び交う2012年になりましたね〜。あたしゃ全然気にしてないけど。いや、気にしてないというと嘘になるかな。今年の干支は辰(タツ)、Year of the Dragon はかなりパワフルな年だと思っています。昇るなら思い切って行け〜!という後押しパワーをいつもより期待しているということでは気にしている年かな。
毎年恒例、ニューヨーク本願寺の初参りにも行ってきた。今年のご住職の初法話は、一休さんの作といわれる句を引いていた。
門松は 冥土の旅の一里塚
めでたくもあり めでたくもなし
新年早々、一見縁起のよくない句だけど、お正月という大きな節目に、素(す)の自分を見つめてみるのもいいだろうという内容だった。
確かに、人間誰でも年をとるごとに残りの寿命は少なくなってゆくわけだが、今年もこうして自分の足で健康にお寺へ初参りへ行けたということは、よく考えれば全然当たり前のことじゃないのだ。だって私たちには究極生ているか死んでいるかの二つしかないので、単純に確率でいったら生きている確率というのは2分の1、50%だ。これはかなり身が引き締まる話だよ。サイコロ博打やってること考えて、丁が出たら娑婆に残れるけど半が出たらあの世行きって考えたらどうだい?絶対毎回丁を出す自信ありますか?元気に元旦をお祝いできたのは、ありがたいことです。

とはいえ欲ってのはなかなかしぶといもので、やっぱりお正月は日本がいいなー、といつも思う。それでもお陰様で今年も日本にいる時と似た感じで新年を迎えられた。あくせくせずほのぼの元日の雰囲気を味わえた。書初めもさせてもらったし、思えばニューヨークへ来た頃、こんな風に新年が迎えられるなんて想像もできなかったもんなぁ。これも本当にありがたいことだ。
ニューヨーク本願寺にも歴史があって、太平洋戦争中、米国社会の対日感情を考えていろいろ苦心したらしい。そんなことを知らなかった頃も知った後も、金色の灯火にゆらめく花影で、如来像は変わらぬ穏やかな半眼を私達へ向けている。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。☆喜龍の年 カーラビンカ
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