伽羅創記

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zoom RSS 日本語という奇蹟

<<   作成日時 : 2014/04/28 08:31   >>

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  今年のニューヨークは、街路樹(小梨ともリンゴ科ともいわれる)の花が咲いたのが例年よりやや遅かった。蕾がつきはじめた頃、気温の下がる日が続いたせいだろうか。この白い花がいっせいに咲くと、春だなぁって嬉しくなる。

 小学校5年生の国語教科書に、春から夏へ向かう季節の言葉が紹介されていた。花冷え、春がすみ、花ふぶき、新樹、風かおる...
 私は、日本語というのは世界でも稀に見る美しい言語だと思っている。漢字が日本へ入って来たのは紀元前1世紀といわれるが、古代日本人は日本語を生かしたまま漢字を取り込むため、約800年もの時をかけている。そして生まれたのが、音読み(表音)と訓読み(表意)を使い分けるという、信じられないほど高度な言語システムだった。

(参照 http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h13/jog221.html


    夏は来ぬ   

  卯の花の 匂う垣根に
  時鳥(ほととぎす) 早もきなきて
  忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

  五月雨の そそぐ山田に  
  早乙女が 裳裾ぬらして
  玉苗ううる 夏は来ぬ


 漢字という文字につまった緊張が、柔らかいかな文字でぬける。書かれた日本語は映像的にも美しく、表意と表音が細心かつ大胆に融合したその格調の高さは、もはや奇蹟と呼ぶ他ない。日本語は言霊の宿る言葉だと感じ入る。






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