伽羅創記

アクセスカウンタ

zoom RSS 浅草 夏の寄席

<<   作成日時 : 2016/08/01 22:39   >>

トラックバック 0 / コメント 4

画像

  長い間、一度行ってみたいと思っていた三遊亭圓楽一門会の寄席、願い叶って昨日行ってきた。場所は笑点でもお馴染みの浅草演芸ホール、何度か道を聞きながらたどり着いた頃には汗だくだくだった。覚悟していた日本の夏、しかし暑いよ〜
 この寄席は、三遊亭全楽さんのHPで見つけた。前売り予約の電話番号があったのでかけたら、なんと全楽師匠ご本人だった。当日、受付けでチケットを受け取ることにしてもらって、行ってみたら丁寧に封筒に入れてありました。全楽さん、ありがとう御座います〜

画像 

 全楽さんの高座は、前から是非拝聴したいと思っていた。この日の演目は「新聞記事」だった。若手の頃はイケメン噺家と騒がれていたけど、近年は貫禄がついて渋さも加わったのではないでしょうか。
 私は落語は古典に限る派なので、全楽さんのように正統派の古典ができる人はいい。啖呵の歯切れの良さ、勢い、チャーミングなとぼけ具合が揃って、全楽さん上手いです。あとは女性を演じる時に、圓生門下特有の品のいい色香がどれほどあるか見てみたい。9月に独演会があるそうなので、行ってみようかな。










画像

 圓生といえば、七代目圓生襲名の有力候補といわれている三遊亭鳳楽師も高座に上がった。鳳楽さんの噺も日本へ帰ったら絶対聞きに行こうと思っていたので、これまた嬉しい限り。演目は「鮑のし」。そりゃあ、圓生師匠の形で演れる人だから、いいに決まっている。聞き惚れてしまいました。品のいい色香も文句なし...なんだけど、その色香が少々芳香強すぎという感じもしなくなかった。へんなたとえ、喜多川歌麿の描く女性の色気はむせかえるような濃厚さなのに対し、鈴木春信の女性は初夏の朝の爽やかさの中に漂う色気というもので、どちらがいいかはその人の好みだけど、私は春信派かな、みたいな。












画像

 寄席の帰りは、浅草寺へお参りに。夕方近くのこの時間はいわゆる油照りってやつ、吸い込む息も暑いほどだった。でも参道に響く蝉の声は日本の夏の風物詩で、浴衣姿の若い子がたくさんいた。最近浴衣が流行っているのかな。華やかでいいですね。


 その後、上野へ行き、なにげに不忍池へ行ってみたらこれがスゴいっ! 池一面の蓮である。(トップ写真) ああ、なんて綺麗なんだろうか...

 古今亭志ん生が言ってた。

「むかしの不忍池なんてものはなかったですね。蓮の花が、池のおもて一ぱいに咲いていて、その蓮の葉のかげに、大きな鯉が白い腹をひるがえしているのを見るてえと、何ともいえないいい気持でしたね。そして上野の山でつく鐘の音が、不忍池へひびきわたって、暮れがたの風情なんてものは、すばらしいところでしたよ。」 −『なめくじ艦隊』より

画像


 


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
寄席ですか、羨ましいなぁ・・・ 小生は、未だ寄席に足を踏み入れたことはありませんが、時折桂枝雀師匠のCDを聴いております。「富くじ」は強烈でしたw
老中八郎兵衛
2016/08/11 08:30
寄席はやはり、日本ならではの醍醐味ですね。
三遊亭全楽さんの噺は、こんな動画もありますよ。
暑い夏を笑い飛ばすのにどうぞ〜

https://www.youtube.com/watch?v=auAfThj8kJw
カラビ
2016/08/11 14:13
楽しませていただきやしたwww
老中八郎兵衛
2016/08/24 16:05
江戸落語は、さらっと落とすところがいいです。
カラビ
2016/08/24 23:36

コメントする help

ニックネーム
本 文
浅草 夏の寄席 伽羅創記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる