伽羅創記

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<<   作成日時 : 2017/04/09 02:21   >>

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  ここ近年、三月中に桜が開花することが多くなったように感じるが、今年、関東ではちょうど今が満開だ。桜は入学式などもある四月八日の花まつり前後に満開となるのが、私は最もいいように思う。


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 一昨日、車で30分ほどのところにある温泉へ行った。一応天然の湧き湯ということで、こんな近場に温泉があるなんて知らなかった。山間の川の岸辺に面した露天風呂で咲きかけの山桜を眺めたのは実に贅沢な気分だった。(ブヨに2、3ヶ所刺されたのが玉に瑕だが) 他にも温泉があるようなので、また探索に行ってみよう。









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 町の城址公園の桜も花見時だ。昔はブランコ、ジャングルジムがあり、ちょっとした動物も飼われていたが、今はベンチがちらほらあるだけになっている。
 雉岡城(きじがおかじょう)は戦国時代初期に築城され、江戸時代には廃城となった。鎌倉街道の衰退とともにひっそりと消えた小さい城の掘跡にも、春ともなれば花びらぞ降る。




 

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 夕月が刻々と浮き上がる頃、提灯にあかりが灯る。花影の下にいる人は決して多くないけれど、それでもここが一番賑わうのは、桜の咲く間だろう。












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 花まつりの今日、うちの菩提寺に寄ってみた。門の脇に、同じ枝から薄いピンクと濃いピンクの花を咲かせている木があった。なんとも不思議なので調べてみたら、源平咲きと呼ばれる花桃のよう。キメラ種で、梅にも紅白の花が咲く木がよくあるという。












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 本堂の前の釈迦尊に甘茶をかけ、私も一杯いただく。ささやかな灌仏会、いいですなぁ。















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 夕方から、薪能を観劇に高崎市観音山公園へ行く。丘陵に立つ高さ42mの白衣観音、久しぶりに拝観した。私が子供の頃は遊園地やプールがあり賑わっていたが、時が移り廃れていって、15年ほど前に閉園となったそうだ。その後、建物施設はすべて撤去されて、今は整備の行きとどいた自然公園になっている。メリーゴーランド、ジェットコースター、お化け屋敷、飛行機操縦ゲーム... 何度も訪れた遊園地だったが、私は忘れ果てていた。
 だが、ニューヨークにいた頃、あるところで見つけた木彫りの観音に得もいわれぬ懐かしみをおぼえ、それを求めたのは、今となればあの白衣観音の姿が、記憶の水底にゆらめき映ったからではなかったか。








画像 舞台は観音様に向き合う位置で、それを見下ろす形に芝の上での観劇だった。暗くなるにつれ、森の匂いが濃くなった。時折、鶯が鳴いた。
 薪に火が灯り、狂言が演じられた後、能「熊野(ゆや)」がはじまった。解説では、人気の高い演目とのことだった。満開の桜の宴での話なので、タイミングもぴったりだった。

 あらすじ: http://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_016.html

「いかにせん 都の春も 惜しけれど
         馴れし東の 花な散るらむ」 


 
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