伽羅創記

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zoom RSS あるじなしとて

<<   作成日時 : 2017/04/20 15:36   >>

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 もう花は散ってしまったが、今年は川沿いの千本桜を見に行くことができた。しずかに散る花の下でお弁当を食べる人など、この時期ならではののどかな風景です。

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 夕方は、近所の人が川岸を散歩している。浅瀬で羽を休める白鷺が、濃くなっていく翳りの中で仄かに浮かんでいた。



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 子供の頃、近所に写真館があった。記憶にあるのは、夫婦と中学生の息子がいて、妻は亡くなってしまった。しばらくして後妻が来て、女の子が生まれた。その子が言葉をはっきり話せるようになる前に、一家は夜逃げをした。その後、二度ばかり住人が入ったがすぐに空き家となり、ずっと廃屋が残っている。道路に面した塀のもとに、春の花が咲いていた。









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 「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 
          あるじなしとて 春な忘れそ」 菅原道真

 うちのばあさまの弟の家も、住人がいなくなり空き家になっている。数年前まで、孫夫婦が住んでいたらしいが、今は訪れる人もいなくなった。昔、お正月にここで催された百人一首大会に呼ばれたことがあったなぁ。玄関脇の椿の木だけが、春になると変わらぬ薄桃色の花を咲かせる。











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 しだれ桜と寺の鐘楼。通りがかりに足をとめ、散る花を惜しむ人など。


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 一晩中降った春の雨で、桜はすっかり散ってしまったけれど、翌朝、赤城山に雲がかかり、幽玄な姿を見ることができました。このあたりは景色がいい。






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