お彼岸ドライブ

画像

 春の彼岸中日、春分の日は気温20℃の暖か陽気、いつも仕事場へ通う山道に見える、気になる場所へ行ってみた。












画像
 最初に向かったのは、えらく古い木造の建物。近くまで行くと、機械の部品をつくる工場の看板が出ていた。ちょうど建物から出て来た男の人に、ここは学校の校舎だったのかと聞くと、そうだと言った。旧校舎が残っていて、そこに工場があるというのも、レトロどころじゃなくカッコいいと思う。
 なんなのだろう。こういう鄙で、百年級の古い建物が今も地元の産業の一つとして稼働しているのは、日本を飛び越えて、私にはフランスかイタリアの田舎にある風景によく似ている感じがしてならない。映画のロケ地の候補に入れておこう!





画像

 旧校舎のそば高札所が残っている。指定文化財になっていて、説明書きがあった。高札所とは、江戸時代、幕府の御触書を貼り出した掲示板のこと、この場所は秩父を通る街道と、上州(群馬)方面へ続く街道との分岐点にある交通の要所とされていたそうだ。へぇ~、こんな山の中なのに、昔からそれ相応、人の行き来もあった道なのだなぁ。ちょっとした発見でした。








画像

 木造旧校舎から少し離れたところ、道がヘアピンカーブになっているちょうどその点に、石段を登って行く神社がある。いつも気になっていたので、今日は参拝することにした。

 神社の御由緒  http://akatoge.jp/kodamaisogamijinjya.html

 小高い丘の上に着くと、わずかに梅の移り香をまとった春風が、訪れる人も稀な社の白い御幣を揺らしていた。熊、イノシシがいないかと、ちょい警戒したけどさ。













画像

 今日は東京の桜開花宣言が出されたと朝のニュースでやっていた。ソメイヨシノより一足早いヒガンザクラが、散りはじめた梅に交じり咲いている。
















画像

 やはり丘の上に建つ山寺に行って見れば、椿の花の下で野仏が微笑んでいるのであった。



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック