テーマ:音楽

江島神社 献奏

  私の所属する琵琶流派が毎年恒例の「江島神社献奏」を行うにあたり、先輩が出演するので、荷物持ち兼ねて行って参りました。  いや~、江の島なんて小学校の修学旅行以来ですわい。レトロな江ノ電にも初めて乗った。駅を降り、江ノ島へかかる弁天橋を渡る前に、先生、先輩、私三人で名物しらす丼を食べた。美味しかったなぁ。
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櫻狩

  4月に入って気温の上がらない日が幾日か続いたため、桜の花のもちがいいようで、この辺りはちょうど入学式に満開となった。私が小学校へ入学した日は、桜が咲いていただろうか。    錦心流琵琶一水会の4月演奏会、お江戸両国亭にて。琵琶は春と秋、特に春の歌には事欠かない。花は桜木、桜花、花吹雪、この日も「櫻狩」を演奏した方…
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晩秋の調べ

  紅葉もはや散りはじめ、初霜も降りた晩秋の休日、うちの流派の琵琶全国大会に行って来た。場所は市ヶ谷、立派な会場で、全国の支部から多くの方々が集まっていた。  私の所属する支部から今年出演した先輩は大会は初めて、演目は「屋島の譽」でした。栃木県出身なので、那須与一にはことの外思い入れがあり、一番好きな曲なのだそう。先生から琵琶中毒…
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これもまた縁

  大好きな作家、辻邦生の父上がジャーナリストで薩摩琵琶演奏家だったというのは、氏の本で読んで知っていた。モノオペラ「銀杏散りやまず」は本人が原作を手がけ、出演もしている。(写真) 先日、私の琵琶の先生が、この秋に学習院大学資料館で開催された「辻邦生回顧展」のパンフレットを持っていた。 「石田さんの息子さんが、寄稿しているわよ」 …
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紅葉狩

   籬(まがき)の菊のうつろふを 誰しら雲の八重葎(やえむぐら)。    茂れる宿のさびしきに 人こそ見えね秋の来て 時雨をいそぐもみぢ狩。  今習っている琵琶曲「紅葉狩(もみじがり)」の出だし部分です。琵琶曲の歌詞は本当に美しい日本語で、感嘆うっとりしてしまう。そんな曲につられてか、山の貯水湖へ紅葉を見たくなり行ってみた…
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ある貴人の名残り

  平家一門には風雅の道に長けた御仁が多く、中でも三位中将平重衡(しげひら)は囚われの身となった鎌倉の源頼朝の家臣の前で披露した歌・楽曲が見事であったことは、平家物語に描かれている。この時、重衡の側仕えを申しつかっていた千手(せんじゅ)の前という女性が弾く琴に合わせて、重衡は琵琶を奏でたとあるが、他のところでは千手が琵琶、重衡が横笛…
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とはずがたり-八月十五日

  琵琶を習いはじめて、もうすぐ1年になる。いつもながら、過ぎてみれば早かった。10月に初伝をいただく予定だ。私の先生は演奏経験が豊かで、広く名を知られている方なので、その先生から認めてもらっての昇伝ならとても嬉しいと思う。  今、私の琵琶は年に1度の「さわりとり」を職人の方にしてもらっている。柱の弦が触れるところ(さわり)に細か…
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琵琶にみちびかれて

  10月から琵琶を習いはじめた。かなり若い時から興味がある楽器だったが、長年外国で生活していたため、出会う機会はまったくなかった。今年帰国したので、ずっと憧れていた琵琶を習おうと思った。習うにあたり一番の鍵となるのは、やはり通える距離に先生がいるかということだった。  今の時代はインターネットが発達しているため、昔と違い、先生探…
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紫の惜別 - Prince Memorial

  2016年4月21日、プリンスが死んでしまった。聞いた瞬間、私の頭は真っ白になってしまった。立ち眩みに似た空間が歪む感覚の中、それがゴシップ記事の嘘だと発見するため、インターネットを次々探した。止めようない砂時計のように、刻々とプリンスの訃報を知らせる記事と生前のステージ動画がサイバー空間に積もって行った。私は事実への抵抗…
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7月のブルームーン

  米国東海岸7月31日、今夜はブルームーン。ひと月に2回巡って来る満月をそう呼ぶそう。どうして「青い月」なのか由来はわかりませんが、素敵な名称ですね。特に、夏の夜のブルームーンはいいです。  今夜の月には、ビリー・ホリディの歌をとどけたい気分かな。
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早春賦

  まだ冷たい風の中でいち早く咲いた沈丁花を春の日差しが撫でていく季節になると、うちのばあさまが口づさんでいた歌。ちゃんと歌詞を聞いたことがなかったけど、綺麗な日本語だなぁ。  春は名のみの 風の寒さや  谷のうぐいす 歌は思えど  時にあらずと 声もたてず  時にあらずと 声もたてず  氷融け去り 葦はつのぐ…
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心の弦をふるわせて

  昔、一人のとても美しいバイオリニストを見かけて、一目で好きになった。しかし、その人のレコードは一枚も買ったことはなかった。つまり音楽家としてよりも、その凜とした高貴な姿に惹かれていたのだ。  学生の頃、母親と彼女のリサイタルへ行ったことがある。聞くのはもっぱらロックだった私が、母親と一緒にクラシックのコンサートなんぞ出かけたの…
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Street Party - ラリー・レヴァンの贈物

  2014年3月31日、Godfather of House Music 逝く。フランキー・ナックルスが亡くなった直後、NYCのパーティはどこもみな、DJが自分なりの気持ちでナックルスに捧げるプレイをしているのが感じられた。ナックスルと同年代で伝説のクラブParadise Garageで回してたラリー・レヴァンが亡くなって今年で2…
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ニューヨークという人生 -Lou Reed

  新しいアパートに引っ越ししていた10月27日に、ルー・リードが亡くなっていた。ようよう落ち着いた今、遅まきながら追悼気分になっている。  Rockといわれる音楽の中で好きなアルバムを3つ挙げよと言われたら、私のそれに“ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ”はまず入るだろう。最初に聞いたの、いつだったかな。高校生だったのは確…
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神在祭スペシャル ミュージック編

  ニューヨークへ来る直前、友達のアーティストたちと渋谷Uでパフォーマンス、映像、音楽のコラボをやった。私は映像作品を出して、ミュージシャンで参加したのが柚楽弥衣(ゆらやよい)氏だった。弥衣ちゃんは、私の映像作品の音楽も担当してくれていた。小柄でほがらかで感性が鋭く、澄んだ力強い声を七色に変化させて歌う彼女の歌が私は好きだった。 …
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神在祭前夜

  昨夜は、The Loftのパーティへ行った。2013年のThe Loftはこれで最後(のはず)。友人でスタッフメンバーのSさんは、こないだ日本の実家から帰ってきた。平成の大遷宮が完成した出雲大社へ参拝に行ったと嬉しそうに言ってた。 「今年の神在祭は11月12日からだって。やおよろずの神々が後押ししてくれるパワー週間だよ」 「…
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日本人だからこそのRock -FLOWER TRAVELLIN' BAND

    前回、「人間の証明」のテーマ曲でジョー山中の音楽活動をフォローアップしてたら、彼が1970年初頭にリードヴォーカルやっていたフラワー トラベリン バンド(FTB)なるグループの曲を聞いて舌を巻いた。どへ~っ、こんな音楽やってる人たちがいたんだ!?しかもあの時代に!   昔々、ジャック…
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日本人だからこその英語の曲 -「人間の証明」のテーマ

 「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうね?」  小学生の頃、このセリフではじまるCMがやたらTVで流れた映画「人間の証明」。原作は森村誠一、角川春樹プロデュースの一作。  ストーリーは、ニューヨークのハーレムに住む若い黒人の男が母親に会いたくて日本へ来る。だが有名ファッションデザイナーになっていた母親は、自分が産んだ黒…
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アラベスク サマー

  ムスリムは今ラマダンの断食最中だそうで、この暑いのに日があるうちは水も飲めないというのは、さぞ大変だろう。日本の相撲界にいるエジプト人力士が、ラマダン中に毎日土俵に上がっているという記事を目にした。 「自分がラマダンでもできることを証明すれば、イスラム圏からもっと志願者が来ると思うからがんばる」  すごい。ただただ敬意を払うのみ…
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月読の巫女の歌

  ちょっと前に、松江在住の友人真奈さんのブログで紹介されていた廣島リマの「月満ちる」は、聞いたとたんキターッ!もう、第一声で勝負あった。ここまでインパクトのあるシンガーって稀だ。ざっとプロフィールを拝見すると...島根県出身。海が好き。月が好き。両親共に歌い手。田舎町で育った為に、もっぱら唄う場所はたまに行く友人とのカラオケや…
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ちょうちょ、お高くとまれ -Anne Pigalle

  80年代中頃にユーロ・ミュージック系アーティストで好きだったアン・ピガール。"He! Stranger"(異邦人)は日本でCDが発売された。夜の番組「11PM」に出たのを見たが、想像していたとおり、いかにもフランス人のいい女タイプで、お愛想の類は一切ふり撒かず、お高くとまればとまるほどスタイリッシュで素敵に映った。 「あなたの…
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それでも力を -Ende Neu

   80年代中頃、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン(Einsturzende Neubauten)を聞いていた。ベルリン本拠地のグループで、ノイズを駆使した実験的なサウンドをつくっていた。当時は高感度な最先端を自負しており「はぁ、君まだイギリス系なんか聞いてんの?あんなのコマーシャルじゃん。今一番アンダーグラウンドがトガってる…
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誰にでもある善きものを信じて -PIL Live in New York

  PIL(パブリック・イメージ・リミテッド)のコンサートへ行った。今年5月にニューアルバム"This is PIL"をリリースしたので、そのプロモーションを兼ねての北米ツアーだ。ジョン・ライドンをライヴで観るのは1985年中野サンプラザの東京公演以来である。去年あたり急にジョンのこと思い出していろいろ調べてたら、ジョンって本当に面…
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雨ならではのミュージック

  NYも日に日に暑くなって、時々夕立がある。かなりどしゃ降りだ。降るなら一気に降り、後は止んでスカッとしてくれるのがいい。今、日本は梅雨の最中ではないかしら。そういえば昔から、雨が出てくる曲というのはけっこう多い。空から落ちてくるもの、人間の力ではどうにもならないものの象徴と、自分自身のままならぬ心を重ねるのだろうか。    …
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白と黒のブルース

 親愛なる殿下、お誕生日おめでとう御座います。  6月7日はPRINCEの誕生日です。今さら言うまでもないが、殿下は天才だ。 酒が入るとよく「私の中での位置づけは、神-イエス・キリスト--(ちょっと間があいて)--ミケランジェロ-ヴィスコンティだ」と言っていたが、音楽界なら、イエス・キリス…
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再認識 レッド・ツェッペリン

 "天国への階段 "について考えているうち、実は私のレッド・ツェッペリン認識はかなり歪んでいたのではないかと思えてきた。10代の頃、ハードロック小僧連がツェッペリンの曲を弾きまくるのを見て「パワーで押すだけ。暑苦しい音楽」という偏見が確立し、それは揺るぐことなかったわけだが、ここのところ、私の持っていたツェッペリンのイメージから想像でき…
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天国への階段 -ゆるせ、ハードロック小僧連

  先日申し上げたとおり、ジミ・ヘンを食わず嫌いしてたのは、彼を神と崇めていたギター小僧がみんなダサかったからなんだが、ハードロック好きというのは、それに輪をかけてダサかった。まわりでは、数でいったらジミヘンのファンよりハードロック小僧の方がはるかに多かった。だいたい高校でエレキ弾いてる男子がコピーするのはレッド・ツェッペリン、ディ…
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Never too late! Jimi Hendrix

  この年になって、ジミ・ヘンドリックスに目覚めた!今まで一度もまともに聴いたことがなかった。私が会った「ジミ・ヘンは俺の神様だ!」と言うのはどれもバンダナにベルボトムのジーンズはいたギター小僧で、当時、ニュー・ウェイブ、ニュー・ロマンティックのヴィジュアル系がファッショナブルな中、彼らの70's感覚ってえらくムサいものに映り、ジミ…
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琵琶夜がたり

  この週末は、アジア・ソサエティとメトロポリタン美術館で琵琶の演奏があった。奏者は薩摩琵琶第一人者の櫻井亜木子さんで、アジア・ソサエティでは舞踏とトルコの弦楽器サズとのコラボレーション "Hoichi, the earless (耳なし芳一)"、メトロポリタンでは平家物語から「敦盛」だった。琵琶、耳なし芳一、平家物語、見事にすべて…
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ドイツの歌に思ふ

  久しぶりにNicoの歌を聞いた。1985年にリリースされたアルバムCamera Obscuraは引きずり込まれた。中でも彼女がドイツ語で歌っている"Das Lied vom einsamen Mädchen"は、歌詞はわからなかったが、どこか異界へ連れて行かれたような気持ちになった。今なら歌詞はわかるので訳してみた。 …
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