伽羅創記

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zoom RSS ただ、JOYのために

<<   作成日時 : 2012/10/09 11:38   >>

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  伝説のパーティ、デヴィッド・マンキューソDJのThe Loftがこの3連休の中日(なかび)にイースト・ヴィレッジであった。The Loftの特徴はプライベート・パーティのスタイル、招待リストに載っている人が入場できるというもので、私はリストに入っていないにもかかわらず、サウンド・エンジニアリングのスタッフをやっている友達に取り計らってもらって何度が入れてもらっていたが、昨夜はリストに入ってる友達のゲストということで入った。
 The Loftのいいところは、年に3回(連休の中日)だけで、夕方の早い時間にはじまり12時で終わるという、私みたいなシンデレラ、いや、おばはんには健全な時間帯なのである。しかしここ最近、デヴィッド御大は年のせいか全然現れず、代わりに弟子のダグラスが回している。聞いた話では、ダグラスはデヴィッドのスタイルを正統に受け継いでいるらしい。私は彼のDJはとても好きで、一度ダグラスに他のところの集まりで会った時に話したことがある。
「あなたの音、大好きです。いつもばっちりハマります。リズムにのった時なんか、うわ〜、どうもありがとう!って感謝したくなるほどイケちゃうし。そうなると、変に聞こえるかも知れないけど、前世退行みたいになって、シーンが見えるんですよ」
「へぇ、どんなシーン?」
「はい、かくかくしかじか・・・」
「それは面白い。自分の音でそうなる話を聞くのは、実に興味深いよ」
 ダグラスは気さくな人で、70年代にデヴィッドのDJに出会い、それからパーティにスタッフとして参加しはじめたそうだ。はじめはバルーン(風船)ふくらまし係りをやっていたと笑っていた。
 バルーンというのはThe Loftの名物で、天井にたくさんのバルーンが付けられていて、クライマックスになった頃、それが一斉に落ちてくるというもの。トップの写真はバルーンが落ちてきた瞬間です。The Loftは昨夜も盛り上がっていた。しかし、いつもながら翌日は筋肉痛だ。


画像 久しぶりに油絵を描いた。モチーフは果物。(妙に絵画的に見えるけど、デジカメで撮ったモチーフの写真です)
 しばらく前から、油絵が描きたい気持ちが強くなっていた。小学校の間、児童絵画ルームで毎週土曜日に油絵を描いていた。あの頃が一番、絵を描くことがJOYだった。美術予備校に通っていた時、私は子供時分のように楽しく描いていなかった。それは当然である。予備校の目的は楽しみのために絵を描くのではなく、受験合格のために造形力をつける訓練で描くのだから。作品を仕上げると、全員並べて講師の先生が批評する。競争と他者の目による批評、この要素はJOYを奪う。結局私はデザイン科に進んだが、今また油絵が描きたくなったのは、受験生の時の自分が癒されたかったのだろう。もう一度、競争も批評もない世界で描きたい、きっと私は、あの土曜日のアトリエに戻りたかったのだ。

画像 途中経過。構図として、手前にもう少し何か欲しいかな。栗でも置いてみるか。つづきは絵の具が乾いてから。
 描いていて、いろんな記憶が浮かび上がってきた。いいものばかりじゃない。
「そうかそうか、そんな気持ちをずっと持っていたのね。いいんだよ、出てきて。一緒に癒されようね」
 と心臓の上をタッピングして言っている。
 
 そういえばティーンの頃、外国に住んで、創作活動をして、カッコいいスポットへ行って、というライフスタイルに憧れていたけど、ある意味それやってるじゃん。あの頃思っていたようなものかどうかは別として(ここポイント)、願望はしばしば、思いがけないかたちで叶う。





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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
>願望はしばしば、思いがけないかたちで叶う。
そう、そうなんですよね〜。ほんと。

カーラビンカさんの油絵、とっても柔らかくていいですね。
ご本人の持っている魂のカラーがフィルターとして上にふわっとかかっているようで、とても心があたたまります。
ステキです。
真奈
2012/10/09 15:18
真奈さん、こんにちは。
願望といえば、第1志望が手に入らず落胆して第2志望へ行き、後になってみたらその方が結果的によかった、ということもしばしばありますね。(私の場合、こればっかりかも)人生なにがどうなるか、本当にわからないものです。

>魂のカラーがフィルターとして上にふわっとかかっているようで、とても心があたたまります。
え〜、すごく嬉しいです!ありがとう御座います。
油絵は失敗しても、乾いたらまた上から描ける“敗者復活戦”的ところがいいです。受験生の頃は空間や立体感にこだわっていましたが、今は綺麗な色っていいなぁと思います。
カラビ
2012/10/10 09:32
油にまみれて絵の具と遊ぶ。
頭の中が空になる。
あの感覚は他にはないです。

油絵って、2D平面なので描くという行為なんですが。
不思議と画面を3Dで作り上げていくという感覚があって。
そこが、水彩とは全く違うなぁ。思います。
上手くいえないけど。
世界が構築されていくっていうか・・・。

すごくいい色合いで始まってますね〜。
どうぞ思うまま、楽しめますように!!
にしゆみ
2012/10/11 02:04
にしゆみさん、こんにちは。
その節は溶き油に関していろいろ教えていただきありがとう御座いました。いやはや、以前なら描いてる途中なんて人に見せるの、カッコつけて絶対やらなかったけど、つけようにもカッコなんかないんだから気にしなくなりました。
しかしTitanium Whiteと違って黄色くならないというRadiant Whiteなるものを使ってみたら、乾くの遅い遅い。3日経ってもまだ乾いてません。まぁ気長に楽しみながらやります。また何かお聞きすることがあると思いますので、よろしくお願いします。
カラビ
2012/10/11 09:29
相変わらすNYを満喫しているみたいですね。
油絵描かれるなんて素敵ですね。
私も見るのは好きなんですけど描くのはさっぱりダメです。
日本もすっかり秋で秋刀魚がうまいです。
そちらの秋はどんな感じですか?
しー
2012/10/11 12:41
>しーさん
油絵はなんとも4分の1世紀ぶりです しかしキャンバスと絵の具の匂いは、心にしみる懐かしさでした。年とるにつれ、子供時代に還ってゆくものなんでしょうかね。同時にそれは新しい発見に満ちていると思います。
こちらは秋が深まり、朝夜はヒーターをつけることもありますよ。秋刀魚、いいですね〜。Fish Market行って探してみようかな。
カラビ
2012/10/12 09:17

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