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zoom RSS 感謝の力 ‐Thanksgiving Holidayに添え

<<   作成日時 : 2014/11/20 16:03   >>

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  ウィークリー・スタンダード誌に、面白い記事があった。ジョナサン・V・ラストが「美徳、昔と今 −古い時代のそれが今も一番いい」というタイトルで、ウィリアム・J・ベネットのThe Book of Virtue (邦題; 魔法の糸−こころが豊かになる世界の寓話・説話・逸話100選)をはじめに、当時と今のアメリカでは、美徳というものがどんなに変わってきているかを話題にしている。ざっと内容をまとめてみる。

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 今の時代、美徳とされているもの;
 自由  便利  発展向上  平等  信頼性  健康  物事を決めつけないこと

 例えば性についての捉え方。友達がどこの誰とも知らない相手と性行為に及んだと聞いた時、かつては「道徳的」によろしくないことだと意見するのは普通だった。しかし今は、どこの誰とも知らない相手と避妊具なしで性行為をしたと聞けば、道徳的にどうこうよりも性病感染予防をしなかった方を問題にする人がほとんどだ。
 もう一つ、煙草とマリファナについて。一般に煙草のニコチンの方がマリファナより体に害を与えると言われている。昔はマリファナはドラッグ(違法)だから道徳的によくない、と考えられていたが、今は煙草の害の方にずっと神経質で、合法であるにもかかわらず喫煙者はどこでも閉め出されている。
 つまり今の時代は、道徳的にどうであるかより、体(健康)にとっていいか悪いかの方が美徳の基準になっているのだ。

 現代の美徳のほとんどは、自己の外面に関わること、自分が世の中からどう見えるか、に関わるものになってしまっている。対して古い時代のそれは、自己の内面を形成するもの、それを信じるのは、私たちの魂のあり方であった。

 時代によって美徳も様々になっているが、自分としてはキケロの言った「感謝(Gratitude)こそが、最も素晴らしい美徳である。感謝はすべての美徳の親だ」というのを支持したい。
 感謝の心は人生の甘美さをひき立たせ、痛みを和らげる。謙遜と意気込みの泉となり、節操を知らしめ、勇気を支えるもの、寛大さと思いやる気持ちをひき出す。そしてなにより、感謝の心は発展への原動力である。
 私たちはこの世界に不満だからなにかを築くのではない。今のこの世界を築いてくれた先人すべてに感謝し、彼らが遺してくれたものに私たちのやり方で貢献し、応えようと望むのだ。感謝すべきものに、身を尽くそう。 

*** *** ***

 もうすぐThanksgiving Holiday、みなさんに感謝をこめて。


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